ネットで病気を検索

ネットでご自分の病気と健康の問題を調べてみましょう

インターネットを使って私たちの体に関すること、たとえば病気、薬、健康について学ぶことができます。
多くの方たちは自分の健康や病気に対してとても関心を持っています。もっと本当のことを知りたいと思います。そして、医者に聞きたいことを一杯にかかえています。
日本には、クリニックなどの医療サービスがふんだんにありますが、多くは短時間診療です。次に診療待ちをしている方に遠慮したり、お医者さんに聞きづらいと感じたり、いやな顔をされてしまうかと心配です。

こんな状況下でも、知識の宝庫であるインターネットには溢れる情報があります。しかし現状の病気や健康に関して、ネット上の玉石混合の情報から本当に必要な信頼情報を集めて学ぶ作業は難しいものです。人まかせにはできないご自身の病気や健康問題についてアンテナを高く保つには、事項に示した信頼性の高いサイトを情報源にされることをお薦めいたします。

医療情報の信頼性を吟味し、幅広い知識を取り入れましょう!

1. 歴史と信頼性の高いサイトをネット情報の第一として選ぶ。
歴史があり会員数の多い医学学会、医学研究会、一流大学病院等のホームページには多くの専門医が記事を書いていて、専門家による議論の結果出てきた内容について情報発信しています。医学部、医学部附属病院・病院研究部にも信頼できる情報が多いです。
一方、個人的に学会と称する名称(実態のない学会)をつけて物品を売るサイトがあるので注意が必要です。
信頼できるサイトとしては以下のものがあります。
日本内科学会  日本小児科学会  日本外科学会  日本整形外科学会
日本精神医学学会  日本アレルギー学会  小児アレルギー学会
医療に関する広告が可能となった医師等の専門性に関する資格名等について
日本栄養士会ホームページ公益社団法人 日本栄養士会

2. 百科事典 ウキベディアの活用を熟知する。
ウキベディアには信頼できる専門情報が多いが、専門的過ぎて理解が難しい。しかし関連サイトに次々飛べるので、ネットサーフィンをして理解できるようになります。

3. 製薬会社、くすり相談ネット情報を活用する。
製薬会社のホームページにも有用な情報が多いが、コマーシャルベースの情報もあり、過剰な効果を謳う薬剤があります。薬事法に触れない微妙な言い回しをしています。そうした広告は広告として距離を置きましょう。

4. 心は病気の経過に大いに影響することを理解します。心が体の病気に及ぼす影響については極めて個人差が大きいです。心のトラブルだけでも多様な病気が起きてきます。つまり、心があなたの病気に及ぼす影響はあなただけのものなので、あなた自身で考えるよう検索のスキルアップをしましょう。

5. QA問答サイト、例えばおしゃべり小町、Yahoo!知恵袋を読みながら、質問に対してしかるべき答えがあるかどうかを選ぶことができます。但し、専門家が正当に答えているとは限りません。

6. 専門家(医師、ナース)のサイトやブログについて、経験や学問に基づいているものなのかを判断できるようにします。但し専門家でもその人の思い込みの場合もあります。

7. わからないことで立ち止まらずに、別の方向からも情報を集め、元の疑問を理解できるようになるのが理想です。

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